香取神宮
千葉県香取市に鎮座する香取神宮(かとりじんぐう)は、全国に約400社ある香取神社の総本社であり、茨城県の鹿島神宮・千葉県の息栖神社とともに「東国三社」を構成する格式高い神社です。経津主大神(ふつぬしのおおかみ)を御祭神とし、武神・武道・武芸の神として古くから武士の崇敬を受けてきました。「神宮」の号を持つ神社は全国でわずか24社しかなく、香取神宮はそのひとつです。
見どころ
- 楼門:1700年(元禄13年)に徳川幕府によって奉納された朱塗りの楼門。国の重要文化財に指定されている荘厳な建造物
- 本殿・拝殿:1700年建立の黒漆塗りの社殿は「黒漆の神宮」とも呼ばれ、格調高い佇まい - 要石(かなめいし):鹿島神宮にも要石があるが、香取神宮の要石は地中でひとつにつながっているという伝説がある - 奥宮:本殿から徒歩約10分の森の奥に鎮座する古社。本宮よりも古い創建とされる - 宝物館:平安時代の鎧や刀剣など貴重な宝物を展示
季節の楽しみ方
春(3〜4月)は参道沿いの桜が美しく、花見がてらの参拝が楽しい。夏(7月)は大祓式と神輿渡御などの夏祭りが執り行われます。秋(11月)は紅葉に包まれた参道と黒い社殿のコントラストが印象的。冬(1月)は式年神幸祭などの重要神事が執り行われ、凛とした空気の中での参拝が格別です。
アクセス・基本情報
- 所在地:千葉県香取市香取1697-1 - 交通:JR成田線「香取駅」より徒歩約20分またはタクシー約5分 - 車の場合:東関東自動車道「佐原香取IC」より約10分 - 参拝時間:境内自由(社務所8:30〜16:30) - 所要時間:約1〜1.5時間
ひとことアドバイス
香取神宮・鹿島神宮・息栖神社の東国三社をめぐる「東国三社参り」は、三社を参拝するとお伊勢参りの関東版ともいわれる強いご利益があるとされます。三社は車で回ると一日で参拝できます。香取市内には佐原の古い町並みも必見です。