宮島・弥山
瀬戸内海に浮かぶ宮島(廿日市市)は、島全体が神聖な土地として古来より信仰を集めてきた「神の島」です。その宮島の最高峰・弥山(みせん、標高535メートル)は、空海(弘法大師)が806年に開山した霊山で、現在もパワースポットとして多くの修行者・参拝者が訪れます。山頂からは瀬戸内海の多島美を一望でき、その絶景は霊的なエネルギーをさらに高めます。
見どころ
弥山山頂の霊火堂では、空海が修行中に焚いた火が1200年以上消えることなく「消えずの火」として燃え続けていると伝えられており、広島の平和記念公園の「平和の灯」の原火ともなっています。山頂展望台からは瀬戸内海の島々・広島市街・四国連山を360度見渡せます。ロープウェイを利用すれば山頂近くまで楽に上れますが、森林浴を楽しみながらの登山コースも整備されています。
季節の楽しみ方
春は弥山から見下ろす桜と海のコントラストが格別です。夏は緑豊かな山道の木陰が涼しく、登山に最適。秋は紅葉が山全体を彩り、瀬戸内海の青とのコントラストが絶景です。冬は雪をかぶった弥山が幻想的で、空気が澄んで展望が最高のシーズンです。
アクセス・基本情報
JR宮島口駅からフェリーで約10分で宮島桟橋。桟橋から弥山ロープウェイ乗り場まで徒歩約25分。ロープウェイ往復は大人1,840円。徒歩での登山は約1.5〜2時間。島内には宿泊施設・飲食店も豊富にあります。
ひとことアドバイス
宮島には神の使いとされる鹿が多数生息しており、人に慣れているため近くで触れ合えます。ただし食べ物を与えるのは禁止されているので注意。夜は観光客が引き、厳島神社のライトアップが特に美しい時間帯です。