金沢ひがし茶屋街
石川県金沢市東山に広がるひがし茶屋街は、1820年(文政3年)に加賀藩によって整備された由緒ある茶屋町です。格子造りの茶屋建築が連なる街並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、江戸時代の風情を色濃く残す金沢随一の観光スポットとなっています。石畳の小径を歩けば、三味線の音色と金箔工芸の匂いが漂う別世界へ迷い込む感覚を覚えます。
見どころ
- 格子造りの茶屋建築:2階建ての木造建築が軒を連ねる美しい街並み。外壁の細かい格子(出格子)は当時の職人技が光る
- 志摩(茶屋建築の内部公開):国の重要文化財に指定された茶屋建築内部を見学できる施設。当時の茶屋文化を体感できる - 金箔工芸の店舗:金沢の伝統工芸「金箔」を使った工芸品や食品を販売する店舗が並ぶ - ひがし茶屋街の路地裏:観光客が少ない路地裏は静かな江戸の面影が残り、撮影スポットとして人気 - 和菓子・甘味処:加賀銘菓を扱う和菓子店が多く、食べ歩きが楽しい
季節の楽しみ方
春(3〜5月)は浅野川沿いの桜との組み合わせが絶景。茶屋街と桜を一緒に楽しめる散策コースが人気です。夏(6〜8月)は夕方〜夜の散策がおすすめ。格子窓から漏れる柔らかな灯りと虫の音が情緒豊かな夜の街を演出します。秋(10〜11月)は近くの兼六園の紅葉と組み合わせた観光が人気。冬(12〜2月)の雪景色の茶屋街は格別の美しさです。
アクセス・基本情報
- 所在地:石川県金沢市東山1丁目 - 交通:JR北陸新幹線・北陸本線「金沢駅」より城下まち金沢周遊バス「橋場町」下車、徒歩約5分 - 所要時間:約1〜2時間 - 入場料:街並み見学は無料(志摩内部見学は有料・500円) - 営業時間:各店舗により異なる(10:00〜18:00頃が多い)
ひとことアドバイス
週末は観光客で大変混雑します。早朝や平日の午前中は人が少なく、落ち着いて街並みを撮影できます。近くの兼六園・金沢城・主計町茶屋街と合わせて「金沢の三茶屋街」を歩くプランが定番の観光コースです。金沢21世紀美術館も近く、現代アートとの組み合わせも楽しめます。