平戸城:南蛮貿易の歴史を伝える海城
長崎県平戸市の平戸島にある「平戸城(ひらどじょう・別名:亀岡城)」は、松浦家の居城として1704年に着工・1718年に完成した城郭。平戸は室町〜戦国時代に中国・ポルトガル・オランダとの貿易(南蛮貿易・朱印船貿易)が行われた日本初の西洋交易地で、幕末に対馬に移るまでは外国交易の中心地でした。
教会と城の共存
平戸のユニークな景観は「城と教会の共存」。平戸ザビエル記念教会(1931年建築)と平戸城の天守が同じフレームに収まる写真は観光パンフレットによく使われる平戸を代表する風景です。天主教(キリスト教)と武家文化が共存した平戸の歴史を象徴しています。
平戸のキリシタン文化
平戸周辺の離島には「かくれキリシタン」の伝統が残る集落が多く存在します。生月島(いきつきじま)などでは江戸時代の禁教令下で秘密裏に信仰を守り続けた「潜伏キリシタン」の文化が今も受け継がれており、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として2018年に世界文化遺産に登録されました。
アクセス
JR佐世保線「佐世保駅」からバスで約1時間40分。または松浦鉄道「たびら平戸口駅」からバスで約20分。
📍 場所・アクセス
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