伊万里焼:世界を席巻した江戸時代の日本磁器
佐賀県伊万里市・有田町で生産された磁器を総称して「伊万里焼(いまりやき)」または「肥前磁器(ひぜんじき)」と呼びます。17世紀初頭(江戸時代初期)に磁器製造が始まり、伊万里港から世界各地へ輸出されたことで「伊万里」の名が世界に広まりました。ヨーロッパの王侯貴族の間で大変珍重され、マイセンなどヨーロッパの磁器産業に多大な影響を与えました。
伊万里焼の種類
伊万里焼には「古伊万里様式(青白磁・染付)」「柿右衛門様式(白地に赤絵)」「鍋島様式(藩御用品)」などの様式があります。現在は伝統的な技法を守る作家と、現代的なデザインを取り入れた作家が共存しています。
大川内山(おおかわちやま)の窯元群
伊万里市内の「大川内山」は、江戸時代に鍋島藩の御用窯が集中していた地区。現在も30以上の窯元が集まり、伝統的な磁器製造が続いています。窯元街を散策しながら陶磁器の購入や絵付け体験ができます。
伊万里・有田焼まつり
毎年4〜5月に「有田陶器市」が開催され、全国から100万人以上の来場者が訪れる日本最大級の陶器市です。大量の伊万里・有田焼が特別価格で販売されます。
アクセス
JR伊万里線「伊万里駅」が最寄り。大川内山へは伊万里駅からバスで約15分。
📍 場所・アクセス
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