三徳山・投入堂:絶壁の岩窟に建つ日本一危険な国宝を参拝する
鳥取県東伯郡三朝町の三徳山(みとくさん)は、修験道の霊場として古くから崇められてきた山です。その奥院として知られる「投入堂(なげいれどう)」は、標高約520メートルの断崖絶壁の岩窟に建つ国宝の建物で、「日本一危険な国宝」として知られています。
投入堂の謎と伝説
投入堂は平安時代(12世紀頃)に建てられた建物で、どのようにしてこの断崖の岩窟に建設されたのかは今も謎のままです。伝説では、役小角(えんのおづぬ・修験道の開祖)が法力でお堂を宙に投げ入れたとされています。
参拝への道:修行の険しい山道
投入堂への参拝は、険しい岩場・樹根の道を登る本格的な登山です。参拝には事前の入山受付(800円)と、鎖をつかんで登る難所があるため草鞋(わらじ)の着用が必須です。雨天時は入山禁止になるほど危険ですが、その困難さゆえに到達したときの感動は格別です。
三徳山の自然と信仰
三徳山全体が修験道の霊場として整備されており、文殊堂・地蔵堂・観音堂など複数のお堂を巡りながら山頂を目指します。ブナやヒノキの原生林の中を歩く参道は神秘的な雰囲気です。
アクセス
JR倉吉駅から日交バスで三朝温泉まで25分、三朝温泉から路線バスで三徳山まで約20分。
📍 場所・アクセス
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