熊野本宮大社:甦りの聖地、熊野詣の終着点に立つ
和歌山県田辺市本宮町の山懐に鎮座する熊野本宮大社は、全国約3000社の熊野神社の総本社です。熊野三山(本宮・速玉・那智)の中心として、古来より「蘇りの聖地」と崇められてきました。2004年、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されています。
熊野詣:上皇たちが歩んだ巡礼の道
平安・鎌倉時代には、白河上皇をはじめとする歴代天皇・上皇が「蟻の熊野詣」と呼ばれるほど頻繁に参詣しました。京都から熊野への往復は約1ヶ月を要する大旅行で、熊野古道(中辺路・大辺路・小辺路)が整備されました。
大斎原:元宮跡と日本最大級の鳥居
現在の社殿は1889年の大洪水後に現在地へ移転したもので、元の鎮座地「大斎原(おおゆのはら)」は本宮大社から500メートルほどの場所にあります。高さ33.9メートル、幅42メートルの大鳥居は日本最大級で、熊野の聖地の雄大さを象徴しています。
八咫烏:導きの使い
熊野の神の使いとして知られる「八咫烏(やたがらす)」は、三本足のカラスです。サッカー日本代表のシンボルにもなっており、熊野のお守りとして人気があります。
アクセス
JR新宮駅から熊野交通バスで約1時間40分、またはJR紀伊田辺駅から明光バスで約2時間。
📍 場所・アクセス
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