秋吉台・秋芳洞
山口県美祢市に広がる秋吉台(あきよしだい)は、日本最大のカルスト台地で、3億年以上前のサンゴ礁が地殻変動によって隆起してできた石灰岩の大地です。国定公園に指定され、草原の中に無数の石灰岩が突き出た独特の景観は、日本にいながら海外の大地に迷い込んだような異次元の体験を与えてくれます。
見どころ
秋吉台の地下には日本最大の鍾乳洞・秋芳洞(あきよしどう)が広がっています。全長約10キロメートル(観光コース約1キロ)の洞内には、高さ20メートルを超える大空間や「百枚皿」と呼ばれる棚田状の石灰岩棚など、自然が作り上げた彫刻が立ち並びます。洞内は年中17度前後に保たれており、夏は天然のクーラー、冬は天然の暖房として快適に見学できます。台地上の展望台からは草原に点在する無数の石灰岩と雄大な山並みを一望できます。
季節の楽しみ方
秋吉台の最大の見どころは3月上旬の「山焼き」で、台地一面が炎に包まれる壮観な光景が見られます。春(4〜5月)は山焼き後に芽吹いた新緑が草原を覆い、生命力あふれる台地を歩けます。夏は涼しい秋芳洞の見学が特におすすめ。秋は草紅葉が台地を黄金色に染め、冬は霧がかかった神秘的な景色が広がります。
アクセス・基本情報
新山口駅からバス(秋芳洞行き)で約1時間。または美祢ICから車で約10分。秋芳洞の入洞料は大人1,300円。開館は8時30分〜17時30分(季節により変動)。秋吉台は国定公園のため入場無料。駐車場は有料(普通車200円程度)。
ひとことアドバイス
秋芳洞の観光コースは片道約1キロで、往路は下り・復路は登りです。洞内は滑りやすい箇所もあるため、歩きやすいスニーカーで訪れましょう。秋吉台の草原ハイキングと秋芳洞見学を合わせると、半日たっぷり楽しめます。