金刀比羅宮
香川県仲多度郡琴平町の象頭山(ぞうずさん)に鎮座する金刀比羅宮(こんぴらさん)は、全国600社以上の金刀比羅神社・琴平神社の総本社です。御祭神の大物主神(おおものぬしのかみ)は農業・殖産・医薬・航海の神として崇められ、特に船乗りや漁師からの信仰が篤く、江戸時代から「一生に一度はこんぴら参り」と言われてきた四国随一の聖地です。
見どころ
785段の石段を上ると御本宮に到達し、さらに1,368段を上ると奥社・厳魂神社(いづたまじんじゃ)まで行くことができます。参道には土産物店・旅館が軒を連ね、特に名物の「五人百姓」が飴を販売する光景は江戸時代から続く伝統です。本宮からは讃岐平野・瀬戸内海を見渡す雄大な眺望が広がります。旭社は金毘羅参道で最も豪壮な建物で、その彫刻の精巧さは必見です。
季節の楽しみ方
春(4〜5月)は参道沿いの桜・ツツジが咲き誇り、石段がいっそう華やかになります。夏はアジサイが境内を飾ります。秋は紅葉と讃岐平野の黄金色の田んぼが美しいパノラマを形成します。冬の1月10日の初金刀比羅(はつこんぴら)は賑わいを見せ、縁起物を求める参拝者で参道が埋まります。
アクセス・基本情報
JR琴平駅から徒歩約15分または高松駅からJR土讃線で約45分。参拝は自由(24時間)。御本宮(785段)まで約30〜40分。かご担ぎサービス(有料)もあります。琴平周辺には旅館・温泉施設が充実しています。
ひとことアドバイス
785段を上り切った達成感は格別です。体力に自信がある方はぜひ奥社(1,368段)まで挑戦してみてください。上り下りを合わせると相当な運動量になるため、軽い運動靴と水分補給は必須です。