久能山東照宮
静岡県静岡市駿河区の久能山(標高216メートル)に鎮座する久能山東照宮(くのうざんとうしょうぐう)は、徳川家康公が1616年に薨去した後、最初に祀られた東照宮です。その後、日光東照宮に移祀されてからも久能山には家康公の御遺骸が永眠し続け、一説では日光は「魂の宮」、久能山は「体の宮」と呼ばれています。1159段の石段か、日本平からのロープウェイでアクセスできます。
見どころ
- 社殿群(国宝):本殿・石の間・幣殿が国宝に指定されている豪華絢爛な社殿建築。金・朱・黒の彩色が施された江戸初期の最高傑作 - 神廟(家康公の御墓所):本殿背後にある御廟には徳川家康公の御遺骸が眠る。高さ約5メートルの石塔は静寂の中に鎮まる - 1159段の石段:麓の一ノ鳥居から続く険しい石段は参道の修行の道。語呂合わせで「いちいちごくろうさん」とも呼ばれる - 日本平ロープウェイ:日本平山頂から久能山へ約5分で結ぶロープウェイ。空中からの駿河湾・富士山の絶景が楽しめる - 博物館:家康公ゆかりの品々(刀剣・鎧兜など)を展示する宝物館
季節の楽しみ方
春(2〜4月)は眼下に広がるイチゴ農園の白いビニールハウスと、青い駿河湾・富士山のコントラストが春らしい景観を作り出します。夏(6〜8月)は緑深い久能山の森の中を清涼な風が抜け、参拝に心地よい季節です。秋(10〜11月)は紅葉と富士山の組み合わせが絶景。冬(12〜2月)は冠雪の富士山と駿河湾の青さが格別に美しい季節です。
アクセス・基本情報
- 所在地:静岡県静岡市駿河区根古屋390 - 日本平ルート:静鉄電車「静岡駅」よりバスで日本平へ(約40分)、日本平ロープウェイで5分 - 石段ルート:JR東海道本線「用宗駅」より徒歩約10分(一ノ鳥居) - 拝観料:大人500円、小・中学生200円(日本平ロープウェイは別途) - 拝観時間:9:00〜17:00
ひとことアドバイス
日本平からのロープウェイは絶景を楽しめる上にアクセスも楽なので、初めての方にはおすすめです。石段ルートは参道として本来の参拝体験ができますが、体力が必要です。境内からは富士山と駿河湾の両方が見渡せるポイントもあり、絶景探しも楽しみです。